夏は暑い。
そんな分かりきったことですら、今は再確認せざるを得ない。
───どうして夏は暑いの
───何で暑くなきゃいけないの
そんな疑問詞が宙に舞っては、考えるのも暑苦しくなって消え失せる。
そんな途方も無い作業を繰り返しているうちに時は経って、
あぁ、もうこんな時間だ、などと思うことも多々あるだろう。
そう言うときに限って、絶対にやらなければならない仕事があったり、
見逃せないテレビ番組があったりするものだ。
しかし体が動かない。暑くて動きたくない。
そうしている内にまた時は経ち、結果としてテレビ番組が見られなかったり、仕事をし忘れたりする。
長々と語ってしまったが、要は『しなきゃならないことをしてから休め』
俺が言いたいのは、そう言うことだ。
「特にァー、お前に説いてんだぞ、キョン風に!」
「アレ?ネタ混ざってね?ハルヒと」
「気にするなよォ。多少の暑さで、正直俺も壊れてきてます」
「うん。まぁ。気にしないけど。」
放課後の教室。
女子生徒と教師が向かい合い、会話をしていた。
シチュエーション的にはムード満点な、しかも禁断の恋に発展しそうな雰囲気なのに
どうもしっくりこないのはこの会話の内容のせいだろうか。
ぶっちゃけ、作者にもわかりません。
「とりあえず、授業中に窓を開けるのはよしとしようや。だけどなァ・・・
スカートをたくし上げて、机の上に足乗せんのは止めとけ」
「違います先生。机の上に足を乗せたんじゃなく、机が足の下にあっただけです」
「あんま変わんねーよ。・・・隣の席の多串君、目のやり場に困ってたしよォ。奴はああ見えてもナイーブだ」
「アレの何処がナイーブなんですか。朝学校に来ると絶対に机の上にマヨネーズ置いてあるんですよ?
トシはナイーブでもオリーヴでもありません。マヨラーです。」
「もうホント黙って!分かったから!先生の話聞いて!!」
言葉攻め。
そこそこ可愛い、ぶっちゃけめっちゃ可愛い生徒と
天パが似合う、ぶっちゃけカッコイイ教師との言い争い。
ムードも何も知ったこっちゃ無い。そういわんばかりの言葉の嵐。
「っていうか銀ちゃん、要するに何が言いたいんですか?」
「要するにだなァー、の生足を見ていいのは、俺だk「何ですかセクハラですかそうですか」」
銀時の右頬にグーでパンチを食らわせながら、そう叫ぶ。
「・・・とりあえず、女子なんだから、そう言うコトには気をつけろォ
盛ったヤローのせいで、お嫁に行けなくなるかも知れないからなァ」
二ィ、と不適に笑いながらそういう銀時に対して、も返すように微笑む。
「どっちにしろ、銀ちゃんが貰ってくれるでしょ?」
2人が感じた安堵感。真実が虚無ではないと言う安心感。
さっきのムードが一変といったところだろうか。
契を交わした2人には、縁があった。
そして2人は、引き合った。
・・・どーでもいいが。
暑さに何の関係も無いというのは、スルーの方向で。
(Cyd : 言い争っていても、契約は解除されない)